こんにちは。もう10月半ば、秋めいてきましたね!先日は強力な太陽フレアの影響で、うちのあたりでは普段は見られないオーロラが夜空を彩りました。
さて、皆さんは、ビットコインを知ってから、どんなことが変わりましたか?私は、世の中の格差やお金の流れについて考える機会が増えました。
どのYouTubeで見たか覚えていないのですが、尊敬する投資家レイ・ダリオ氏が言っていたように、経済格差が広がると、
社会の分断化が進み、
治安が悪化し、
全体主義が台頭、
内戦や戦争の勃発
移民と難民のさらなる増加
というステップに進む可能性が非常に高く、すでに日本でも、子どもや女性を狙った犯罪の広がりや、残忍な強盗犯罪の増加など、2の段階には確実に進んでいます。またネットでは、ステップ3、ファシズム(全体主義とほぼ同義)の14の特徴にほぼすべて当てはまる状況が見て取れます。2018年より状況は悪化しています。
この状況になると、北米では銃を持つ必要性、各国では軍備強化の必要性を訴える声が強くなってきます。社会がさらなる「恐怖」の力で動かされていくのです。
すでにステップ4と隣り合わせの状況ですが、どんなに資産があっても、自分の住む場所が戦争に巻き込まれたら、今までの生活が破壊され、本来お金で得られるはずだった安定も自由も消滅してしまいます。
今の世界情勢をちゃんと観察している人なら、私たちは、かなり危機に近いところにいることを認識していると思います。
これらのステップが進むと同時に、政府は表面的に問題を解決するため、戦争するためにいくらでもお金をプリントできるように生み出されたフィアット通貨(円やドル)を使って、市場にお金をどんどん注入しています。そして、さらに経済格差を拡大します。
まるでブレーキのない暴走機関車のようです。この終わりはいつ来るのでしょうか。
4になるのは勘弁してほしいですね。けれども、この勢いづいてしまったサイクルをストップするのは、今の状況からみるとかなり難しいとは思います。何しろ、世界中の国々が一方的な侵略戦争をしている一国を止めることもできない現実があります。
どこで私たちはボタンを掛け違えてしまったと思いますか?だれも完全な答えは持っていませんが、どうしたら状況をスローダウンして、軌道修正を可能にできるのでしょう。
サトシナカモトの生み出したビットコインは、それに対する一つの答えのようです。
ビットコインが分散性を保てるならば、その健全性によって、市場にじゃぶじゃぶお金をつぎ込んだり、戦争へ無限に資金供給することを困難にします。
フィアットの力は現状あまりにも大きいですが、ビットコインは世界の貨幣資産の中で6位の資産額に達しています。一位はゴールド、二位は米ドルです。できることなら、お金の量を勝手に増やせない、その流れが見えるビットコインによって健全な社会への揺り戻しが起きてほしいものです。
政府はすでにビットコインを認識していますが、たとえ数か国が禁止しても、完全には停止はできません。誰にでもオープンで、希望者は自由に参加できます。(国によっては大きなリスクもあるけれど、技術的には参加可能。)
もし、経済格差の拡大から進みゆく最悪のシナリオを、数で圧倒的な一般市民の私たちがスローダウンできるならば、みんなの生活が戦争で破壊されることを防げるならば、その恩恵はお金に替えられないほど大きいでしょう。
ビットコインを反戦の象徴にしていくことは、まだあまり広がっていませんが、もしかしたらかなり重要なポイントかもしれません。ビットコインに投資してお金(フィアット)の数値が増えるのは、表面上だけの利点に見えてきます。
本当の目的は、ハイエク氏が言うように健全な貨幣に移行して、私たちみんなの生活を守ること、と言ったら大げさでしょうか。「恐怖」に支配されるのではなく「希望」を増やしていきたいですね。
では、今日はこの辺でおしまいにします。
また次回もよろしくお願いします。
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