₿ Around the Block: 世界のビットコインコミュニティ&イベント
ビットコインから知る世界(25)
皆さま、こんにちは!
今回は、ちょっと趣向を変えて、海外のビットコイン事情についてをシェアします。
ポルトガル、イタリア、ベトナム、タイをぐるっと一周してみましょう 🌍
ビルダーやユーザー、そしてビットコインを信じる人たちが今どんな活動をしているのかをご紹介します。
ポルトガル:ヨーロッパのBitcoin拠点、次はエネルギーへ⚡
ポルトガルはここ数年、「ビットコインに優しい国」としてちょっとした憧れの場所になっています。
温暖な気候に加えて比較的フレンドリーな税制、そして“sats”を持ったデジタルノマドたちが集まってきたこともあり、リスボンやエリセイラ、ラゴス、マデイラ島といった場所では、日常生活の中でビットコインを使うシーンが少しずつ増えています。
そんな中、この春注目なのが、2026年5月14日にリスボンで開催される
FR⚡EE Energy Summit(第2回)です。
このイベントは、Bitcoinマイニングとエネルギーの交差点にフォーカスしています。日本からは、アジャイルエナジーXの立岩氏が登壇予定です。実際にプロジェクトを進めているビルダーたちが登壇するのが特徴です。
トピック:
再生可能エネルギーにおける「柔軟な負荷」としてのBitcoinマイニング
余剰エネルギーを熱や収益に変える取り組み(ヨーロッパ各地)
フランスの電力構成が、Bitcoinのグローバルハッシュレートを倍増させる可能性
主催は、Bitcoin教育とコミュニティづくりを行う非営利団体 Free Madeira です。
🔗 FR⚡EE Energy Summit 2026, Portugal’s Bitcoin Beach
イタリア:ビットコイン特化イベントと草の根コミュニティの広がり 🌱
2026年のイタリアは、ビットコインコミュニティの盛り上がりが一段と感じられる年になりそうです。
ブレシアで開催される BitCare Forum 2026 は、ビットコインオンリーの本格カンファレンスで、プロトコル、スケーリング、プライバシー、法制度などについて話し合われます。
さらに注目したいのが、各地で進んでいるビットコイン採用の動きです。
ロヴェレート(トレンティーノ):“Bitcoin Valley”と呼ばれるエリア
フォルネッリ:人口あたりのBitcoin普及率が世界最高水準とも言われる町
ブレシア:「Villaggio Bitcoin」や「Bitcoin 4 Business」などの取り組み
ローカルな実験的ビットコインプロジェクトが、イタリア全体の流れを底上げしています。また、ミートアップなど草の根の動きも活発です。
ビットコインマイニングにフォーカスしたDBM Italiaのミートアップ(ブレシア:5月7日、ミラノ:5月14日)
6月5日の「Plan B Waves – Cervia 2026」(アドリア海沿いのビーチサイド🏖️)
北部クネオで定期開催されている BitCuneo Meetup
しっかり学べる場と、ゆるくつながれる場のバランスがいいのも魅力ですね。
🔗 BitCare Forum – CoinGabbar, Eventbrite Italy Blockchain Events
ベトナム:長いコミュニティの歴史に、ついに法整備が追いつく 📜
ベトナムでは、大きな転換点がありました。
2025年6月、国会が「デジタル技術産業法」を可決し、2026年1月1日から暗号資産が正式に法的に認識されるようになりました。ビットコインは「通貨」ではなく「資産」として分類され、これまでよりも明確な法的立場が与えられています。
ただ面白いのは、コミュニティ自体はずっと前から存在していたことです。
例えば Bitcoin Saigon は、ホーチミン市で2014年から毎週ミートアップを開催しており、東南アジアでも最も歴史のあるビットコインコミュニティのひとつです。
また同市には、2014年から運営されている国内有数のビットコインサービスであるBitcoinVNが設置したビットコインATMもあり、銀行口座なしで、最小限の個人情報で現金購入が可能です。
ここ数年、デジタル資産は注目が高まり、すでに約2000万人(人口の20%以上)が保有していると言われています。「規制より先に普及が進んでいた」典型的なケースとも言えそうです。
🔗 Bitcoin in Saigon – Eric Kim, BitcoinVN BTM, Bitcoin Saigon – Meetup, Guide to Buying Bitcoin in Vietnam – CryptoVantage
タイ:東南アジアで最もスピード感のある展開 🚀
いま東南アジアで最も動きが速いのは、タイかもしれません。
2025年1月1日から、認可された取引所でのビットコイン利益に対して 5年間のキャピタルゲイン税免除(〜2029年末)が導入されました。また、次のような動きがあります。
デリバティブ法が改正され、ビットコインが原資産として認められるように
タイ先物取引所(TFEX)での先物・オプション取引の道が開かれる
スポット型ビットコインETFも開発中(SECがガイドライン整備中)
また、バンコクやプーケットなどの観光地では、ビットコインに対応する店舗が少しずつ増えており、旅行者にとっても使いやすい環境が広がりつつあります✈️
デジタル資産の普及率も高く、2026年Q1時点で約700万人(人口の12%以上)が保有しています。
🌟追加情報🌟
タイのビットコミュニティコミュニティをリードする Piriya Sambandaraksa さんから、貴重な情報をシェアしていただきました!
タイのビットコインコミュニティは全国各地で活発に活動しています。
たとえば、Rightshift はYouTubeやFacebookで大規模なコミュニティを運営しており、バンコク北部のランシット地区には小さなビットコインカフェ「Citadel Coffee」も展開しています。
バンコクのスクンビットにあるBoB Spaceでは隔週でミートアップが開催されており、ライトニングマーケットなどのイベントも行われています。
また、チェンマイのBLCはミートアップや講座、セミナーを定期的に開催し、YouTubeチャンネルでも情報発信を行っています。
さらに、南部ハートヤイのBLC Hatyaiや、パタヤのLGMなど、地域ごとの拠点でもコミュニティ活動が広がっています。
こうした流れの中で、2026年11月28日〜29日には「Bitcoin Thailand 2026」の開催も予定されており、タイ国内のビットコインエコシステムのさらなる発展が期待されています。
現地の雰囲気を感じたいなら、ぜひ遊びに行ってみてください🧡
🔗 Thailand Targets Crypto ETF Regulations – Yahoo Finance · Thailand Approves Bitcoin Derivatives – CoinPedia
各国でビットコインを利用できるお店やサービスを探すには、btcmap.org をぜひご活用ください。
実際にいずれかの国にお住まいの方で、ビットコインについての面白い現地情報やビットコインを使えるお薦めのお店があれば、ぜひコメントいただけたら嬉しいです。
最後に少しだけ宣伝ですが、「初めてのビットコイン入門コース」を5月2日(日曜日)10:00~11:30(日本時間)オンラインにて開催します。
もし、まわりにお金の仕組みやビットコインに興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。My First Bitcoinの教材で教えてみたい方も歓迎です。
詳細・お申し込みはこちら👉 https://bit.ly/4s0OSD0
では、また来月もどうぞよろしくお願いします。皆さま、素敵なゴールデンウィークをお過ごしください。
投げ銭 Sats 受け付けてます🧡🙏
kate@walletofsatoshi.com *メルアドではありません。

